自律神経の乱れから乾癬へ
あなたのストレスとうまく付き合う方法は?
ストレスは万病のもとと言えますが、ストレスによって最も影響を受けるのが自律神経だと思っています。 自律神経とは、体のあらゆる臓器や器官をコントロールする神経です。手や足を自分の意志で動かすのとは違い、意志とは関係なく内部や外部からの刺激に自動的に反応します。
自律神経には活動するときに働く「交感神経」と、休養や疲労を取るときに働く「副交感神経」があります。車のアクセルとブレーキのような関係になっていて、片方が興奮するともう一方は抑制されます。
自律神経は、呼吸器系,循環器系,消化器系,代謝系などの体の組織に働きかけて 内部環境をコントロールしています。それなので、アンバランスが起これば心身に悪影響を及ぼすことは容易にわかるでしょう。
精神面に引き起こされる症状としては、イライラ,疲労感,うつ症,劣等感などが挙げられます。体に引き起こされる症状は、消化器系なら胃潰瘍,胃けいれん,便秘,食欲不振,肥満などがあり、心臓系では心臓神経症,高血圧などが挙げられます。
他にも、呼吸器系の気管支ぜんそく,アレルギーなど、皮膚系の蕁麻疹,湿疹,円形脱毛症など、泌尿・生殖器系の糖尿病,生理不順,インポテンツなどもあります。
そして病気は体の最も弱い部分に現れるので、乾癬は自律神経の乱れが皮膚に現れたものと考えられるでしょう。ストレスを全く感じない生活というのは現実的には不可能です。ストレスとうまく付き合う方法を各自が見つけることが乾癬克服への前提条件となります。
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