平戸つる草で乾癬が治る?腸を鍛えて1日でも早く乾癬の苦しみから脱出する方法
腕や足腰を鍛えると言うのはよく聞きますが、腸を鍛えると言うのは聞き慣れないと思います。身体の中にある腸を鍛えることができるのか?それすら疑問を抱く人もいるでしょう。しかし、実際には腸も鍛えることができるのです。
腸には身体の免疫細胞の大半が存在しているため、腸を鍛えることができれば免疫バランスも整いますし、大きな病気はもちろん乾癬の症状も改善できます。そして、肝心の腸を鍛える手段としてポイントになるのが腸内細菌です。
腸内細菌は免疫の糧
パイエル板を中心とした免疫組織、これを活性化させているのが腸内細菌です。腸内細菌が集まることで腸内フローラを形成しますが、免疫組織がどれくらい力を発揮できるのかは、腸内細菌が増え、この腸内フローラをどれくらい見事に美しく維持できるかがポイントになるのです。※腸内フローラについてはこちらのページをご覧下さい⇒免疫器官としての腸を正しく理解すると乾癬克服の意欲が湧く!
そこで考えなればならないのが、具体的にどうすれば腸内細菌が増えるのかということです。これは私達の日常のエネルギーと同じで、効果的な栄養を摂取することで増えていきます。つまり、腸内細菌が好む栄養を、私達が毎日の食事で積極的に摂取すればいいわけです。
そうすれば腸内細菌の種類や数は増え、腸内フローラはより大きく美しくなります。それを糧にしている免疫機能は正常化され、正しい免疫機能を発揮するようになるのです。つまり、腸内細菌を増やして腸内フローラを大きくすることが、腸を鍛える方法になるのです。
腸内細菌を増やす食べ物とは?
では、何を食べれば腸内細菌を増やせるのか、そんな腸内細菌の好物を挙げていきます。まず、未精白の穀類や、野菜や果物などの植物性食品を摂取することです。これらは腸内細菌のエサとなり、摂取することで体内に存在する腸内細菌が活性化されます。但し、乾癬患者においては穀物の摂りすぎは厳禁です。よって野菜・果物をメインに取るほうが良いでしょう。
次に、味噌や醤油などの発酵食品、食物繊維やオリゴ糖を含む食品を摂取することです。これらはいずれも腸内細菌を丈夫にさせる元気の源で、腸内フローラをより大きくさせることができます。ちなみに、オリゴ糖はリンゴやバナナ、ハチミツなどから、食物繊維は野菜・果物や海藻類などから摂取できます。オリゴ糖はスーパーなどで精製されたものが入手できますが、乾癬患者に精製・精白された食品は厳禁です。よって、オリゴ糖は果物から摂取するのが正解です。
そしてもう一つ忘れてはいけないのは、腸内細菌が嫌う食べ物もあるということです。それは添加物や加工食品で、これらを摂取すると腸内細菌が減少してしまうのです。ファストフードや冷凍食品、スーパーの添加物たっぷりの惣菜などが対象であり、「自炊しないと乾癬が悪化する」と言うのは、この事実が根拠となっています。
腸を鍛える目的は免疫バランスを整えること
そもそも何のために腸内細菌を増やすのか、その目的を忘れてはいけません。腸内細菌を増やすのは腸を鍛えるためであり、腸を鍛える目的は免疫バランスを整えることにあります。その意味では、精神面の配慮や適度な運動も忘れてはいけません。
心の状態は免疫バランスに影響し、酷くなるとうつ病や下痢などの症状を引き起こします。このため、しっかりと睡眠をとる、笑顔で生活する、ストレスを溜めこまないといった意識が必要です。また、腸を鍛えるためには腸内環境を整えなければいけません。
汚れた腸にしないためにも、スムーズに排便できるよう、正しい生活習慣や適度な運動など、これらの実践も意識してください。これらのことを守っていけば、それもまた免疫バランスを整えることに繋がるのです。
腸を鍛えることは、何も老後の病気対策のために行うわけではありません。なぜなら、若い年代の人達も腸が原因の病気に悩まされているからです。そして、病気の根底にあるのが腸内環境の悪化です。と言うことは、腸を鍛えて腸内環境を整えることが、乾癬の克服への第一歩となるのです。
平戸つる草で乾癬が治る?治るわけないでしょ
乾癬を治すのには、こんな地味な努力の積み重ねが必要なのです。ネットや健康雑誌などで、「平戸つる草で乾癬が治った」とか「レシチンで乾癬が改善!」なんて情報が出回っていますが、あんなもので治るなら世界中で1億人もの人が乾癬で悩むわけないですよね。「○○を飲むだけで乾癬が治る」という情報は全てウソだと思ってください。
このブログで紹介している乳酸菌についてもそれを飲むだけで乾癬が治るわけではありません。このページで書いてあるような地味な努力を継続することで、はじめて乳酸菌の効果を感じることができるのです。
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