乾癬を改善するには?ステロイドは悪者ではない。しかし、ステロイドだけに頼った生活を改めることが必要。
合成副腎皮質ホルモン・・・いわゆるステロイド剤は、痒みを抑えて見た目を良くしてくれるので、つい使ってしまいます。
しかし、乾癬を克服するにあたって大切なのは、薬まかせの姿勢を改めることです。
ステロイドに頼りすぎると副腎の働きが弱まり、ますます免疫機能を破壊させてしまう結果となるからです。
ここで、恐ろしい実例をご紹介します。
飲むと楽になると、ステロイド剤を10年以上も飲み続けたリウマチ患者さんがいました。
ある日、彼女は風邪をひいて寝込んでしまいます。
正常な免疫機能があれば すぐに快復するはずですが、
ステロイド剤の乱用で免疫機能が崩壊し、簡単な風邪にも耐えることができない体となっていました。
その後、急に具合が悪化して、そのまま亡くなってしまったのです。
乾癬でも同じことが言えるので、ステロイド剤だけに頼ってはなりません。
赤文字のトコ←ここ重要ですよ。
よく読んでくださいね。
別にステロイドに頼ってもいいのです。
でも、ステロイドだけに頼って他はなにもしないのであれば、
あなたの乾癬は良くて一生そのまま、多くの場合は悪化するだけの一方通行となります。
この悪化が怖いのです。
最初の数年はジワジワと悪化していきます。
本人も「ん?悪くなってるな…」って気づいてはいるのですが、それを認めようとはせず、
相変わらず不摂生な生活を続けながらステロイドを塗る日々が続きます。
↑いま、この段階の人、多いのではないでしょうか?
そして、ある日突然、爆発的に悪化するタイミングがやってきます。
必ずやってきますので
※この予言は100%的中します
一度、爆発するともう収拾がつきません。
ステロイドは効かないし、指や顔や頭にもワサワサと炎症が出て服で隠すこともできなくなります。
あなたにはそうなる前に気づいてほしいです。
このブログではもう1万回くらい言ってますが、
乾癬は皮膚の表面に何かを塗れば治るというような病気ではありません。
なぜなら乾癬は体の内側に問題がある病気だからです。
「今、ステロイド剤で乾癬が消えているから快適♪他は何もしなくていいや・・・」
なんて思っている患者さんに知っておいてほしいのです。
いま、行動しないと、5年後、間違いなく悪化してますよ
※この予言は100%的中します
これは脅しとかそうゆうのじゃありません。
あなたには僕みたいに苦しんでほしくないのです!
だから僕は必死なのです!
もし、あなたにかわいいお子さんがいるなら…
5年後に元気で健康的な姿で遊んだり旅行したりしたいと思いませんか?
恋人がいるなら…
この先ずっと笑顔いっぱいの生活を続けたいと思いませんか?
もし、今、ステロイドで症状がコントロールできているのなら…
今がチャンスです!
周囲の人間がどれだけサポートしてもあなた自身が行動しなければ乾癬は改善しないのです。
ここからは「乾癬患者へのサポートの必要性」について考えてみましょう。
乾癬患者は、医師から「一生治らない病気です」と言われれば落ち込むし、外見に炎症がひどく現れれば悩んだりストレスになったりすることでしょう。
そんなときに、元気を与えてくれてストレスを跳ね返す力をつけてくれる存在が身近にいれば、病に立ち向かうことができるのではないでしょうか?
心身症という病気では、患者を支え援助してくれる存在をソーシャルサポートと言います。
ソーシャルは 家族を含めた「社会の」「集団の」という意味で、サポートは「支え」「援助」などといった意味があります。
配偶者との間に愛情や安らぎがある生活,信頼できる友人,自分の役割がある社会や家庭,家族や親戚からの親身な援助,学校の先生や職場の上司などからの信頼と理解。
こうしたソーシャルサポートが多い人ほどストレスに強く、少ない人ほどストレスに弱いとされています。
乾癬に限らず病で苦しんでいる患者さんにとって、まわりから励まれ 労わられ 優しく接せられることほど力になるものはありません。
特に家族の理解と励ましは勇気の源であり、患者さんの信念を何倍にも増幅させます。
そして、家族のコミュニケーションがうまくいっており家庭に安らぎがあれば、心も安定し気を病むことも少なくなります。
そのために必要なのは…
1.乾癬という病気を知ること
その上で…
2.乾癬患者を甘やかさないこと(甘やかすことと優しく接することは意味が違います)
3.乾癬患者を病人ではなく、ひとりの人間として接すること
以上、3点になります。
今日はここまで!
疲れた(笑)
乾癬でお悩みの方!コメント待ってます(承認後公開されます)