乾癬克服に大切なのは睡眠時間ではなく睡眠の質!
私たちの体は脳からの指令によってあらゆる活動の命令が成り立っています。脳は体の治癒力と心の治癒力に深く関係しているのです。
ですから、脳を活性化させ治癒力が高まると乾癬を克服できる可能性も高まります。脳を意識して生活している人はほとんどいないと思われますが、脳の活性化で乾癬改善に結びつけるという発想をしていただきたいと思います。
脳をスッキリさせることが乾癬克服につながる
視覚,聴覚,臭覚,味覚,皮膚感覚などの情報を脳に伝える知覚神経や、脳からの運動指令を伝えて骨格筋を動かす運動神経は、私たちの意志によってコントロールできます。一方、内臓の活動は自分の意志によってはコントロールできません。無意識のうちに自律神経によって調整されているのです。
自律神経には交感神経と副交感神経の2種類があり、このバランスが崩れると病気を生む原因になると考えられています。なので乾癬が改善できないのは、自律神経が正常に働いていないかバランスが崩れているためと考えて良いでしょう。
では、自分の意志ではコントロールできない自律神経を どのように正すことができるでしょうか?
自律神経に命令を下すのは脳です。但し私たちの無意識下で脳が働いています。そして脳は心と密接な関係があります。心が満たされていれば脳も活性化しますが、心が病んでいれば脳も病んでしまうのです。
ですから、どんなに辛い症状に見舞われても自暴自棄になってはいけません。人生をあきらめる必要もありません。「必ず乾癬を克服する」という強い意志を持つことが大切です。
脳をスッキリさせるために避けて通れないのが睡眠です
肌に最良の就寝時間は夜10時と言われていますが、これは 一番深い眠りと言われるノンレム睡眠時に成長ホルモンが分泌されやすく 肌の新陳代謝を助けてくれるからです。
ノンレム睡眠とは、頭の眠りで、大脳を休ませ大脳の機能を回復させる眠りです。眠りには他に、レム睡眠という体の眠りと言われるものあり、体は眠っているのに眼球が動いたりします。
乾癬克服のためには十分な睡眠も必要ですが、単に寝る時間を長くすればいいというものではありません。どれぐらいぐっすり眠れたかという睡眠の質が大切なのです。そして、睡眠は体の疲れを回復するだけではなく、脳を休めることに意味があります。脳を休めることで さまざまなホルモンが分泌され、体を修復して新陳代謝を促してくれるからです。
健康な人は一晩に約90分の周期でレム睡眠とノンレム睡眠を繰り返しているのですが、眠りはじめの1回目と2回目のノンレム睡眠が十分だと脳はぐっすり休めます。逆にノンレム睡眠の時間が短いと、睡眠不足の状態で起床時に体にだるさが残ったりします。
睡眠不足が続くと風邪をひきやすくなりますが、これは交感神経が過度に緊張しているためです。眠りが免疫力バランスの指標となるNK細胞を増減させることは科学的にも証明されているので、乾癬の方は免疫バランス改善のために十分な睡眠を心掛けましょう。
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