なぜ、乾癬が治らないのか？

このページでは、乾癬患者のあなたに対して、挑発的な表現を用いている部分があります。僕も、数年前まであなたと同じ乾癬患者でした。だからあなたの苦しみが本当に理解できるから、あなたに乾癬を克服してもらいたいと心から願っているからこそ、あえてキツイ言葉を投げかけさせてもらいます。あなたよ！逃げるな！あきらめるな！乾癬に立ち向かえ！

 

 

乾癬の克服には自己治癒力の向上が欠かせませんが、なかなか自己治癒力が高まらない患者さんもおられます。どのようなタイプの人が乾癬が治りにくいのかを知り、それを改めるようにしましょう。

 

まず、食生活が乱れている人や 規則正しい生活ができていない人はなかなか乾癬が良くなりません。と、いうか、きつい言い方ですが、このような方は一生乾癬は治りません。このような患者さんに限って、薬だけは規則正しくせっせと塗って（飲んで）いますよね。

 

「体を覆う、見苦しい皮膚炎を1秒でも早く消し去りたい！」・・・以前の僕もあなたと同じ状況だったので、その気持ちはよくわかります。でも、「いままで通り好きなものを飲み食いして、薬を使って、手っ取り早く皮膚炎を消し去りたい！」この気持ちには全く同意できません。

 

このページをお読みのあなたなら、僕のブログの他のページも隅々まで読んでいるはずです。もう、いいかげん、気づいて欲しいのです。自分で考えることをやめ、努力することをやめ、闘うことをやめ、ただ医者の言うまま薬を塗り続けて、何年経ちましたか？その結果、あなたの乾癬は良くなっていますか？それとも悪くなっていますか？薬が悪いとはいいません。でも、乾癬を治すには薬以外に、あなたが主体となってやらなければならないことがあるのです！

 

薬で皮膚炎を消すのは簡単ですよね。一方、生活習慣を改めて皮膚炎を消すのはとても時間がかかりますし、忍耐力も必要です。でも、よく考えてみて欲しいのです。5年、10年と乾癬を患ってきた体を、薬によって数日で治そうとするのはどう考えても不自然ではないでしょうか？

 

きつい言葉かもしれませんが、はっきり言わせてもらいます。「薬だけで乾癬は絶対に治りません！」 薬で辛い皮膚炎が消え去ったとしても、それは「乾癬が治った」わけではありません。その証拠に、薬をやめればあなたの体は1週間もしないうちに皮膚炎に覆われるはずです。

 

医食同源という言葉があるように 上手に食べ物を摂れば健康を維持する効果がありますが、乱れた食生活を送っていると不調や病気などの原因となります。また、過剰なストレス，喫煙，運動不足，遅寝遅起きなどの不摂生・不規則な生活習慣を改善しなければ、いつまで経っても自己治癒力は高まりません。

 

また、病気の原因を他のせいにする人，他力本願の人，疑い深い人も乾癬が治りにくいです。

 

不健康な生活をしていれば腸をはじめとする体の機能が衰えるのは当たり前です。乾癬克服への第一歩は、「乾癬になってしまったのは100%自分に責任がある」と、あなた自身が認めることです。他のせいにばかりしていると、いつになっても乾癬に立ち向かうことなどできません。また、僕がこのブログで言っていることに対して、効果があるのだろうかと疑う姿勢では、治癒力は働かないです。

 

さらに、自分の考えにとらわれる人，マイナス思考の人も乾癬が治りにくいです。

 

とらわれの心を持つと柔軟性に欠け、視野が狭くなります。そうすると神経も柔軟性を欠き、脳に次いで神経細胞を多く持つ腸の働きが悪くなって体の機能が低下します。さらに、ネガティブな考え方をしていると交感神経が優位に働いて体に悪影響を与え、免疫バランスが悪化してしまうのです。

乾癬克服のためにはストレスの解消が欠かせない

ストレスは万病の源と言われ、過度なストレスが長く続くと病を招く結果となります。

 

呼吸器系，消化器系，循環器系，内分泌系，神経系，皮膚科系，耳鼻科系，眼科系，産婦人科系，泌尿器科系、ストレスによって発病したり 増悪しやすい疾患は多岐にわたります。具体的には、気管支喘息，下痢・便秘，胃・十二指腸潰瘍，不整脈，糖尿病，偏頭痛，円形脱毛症，アレルギー性鼻炎，眼精疲労，月経困難症，夜尿症などです。

 

乾癬患者の方は、こうしたストレス病も併せ持っているケースが多いです。また、乾癬自体がストレスとなって、さらに乾癬が悪化する悪循環に陥っている方も少なくありません。ストレスは自律神経のバランスを乱し、連鎖的に免疫バランスを悪化させてしまうので、乾癬克服のためにはストレスの解消が欠かせないです。とはいえ、私たちは生きていく限りストレスは避けられないものであり、ストレスを感じずに過ごす方法も存在しません。

 

ストレスを感じるのは脳です。脳をいち早く開放して、心地よい状態に導くことが大切なのです。ですから、ストレスを感じているなと思ったときには、できるだけ早くストレスを回避するあなたなりの方法を見つけておきましょう。また、回避が難しい場合には、過度なストレスが長く続かないよう軽減する方法を見つけるようにします。一番よいのは気分転換ができる趣味ですね。軽い運動を伴う趣味が最高のストレス軽減法となります。

自己を見つめなおす大切さ

積極的で明るい人は、ストレスとは無縁のように思えるかもしれません。確かにプラス思考で深く思い煩うことがなければ、ストレスを溜めることもないでしょう。しかし中には、マイナス思考を押し込めて、無理にプラス思考をしている人もいます。辛いことがあっても、無理やり明るく振舞ってしまうのです。そうした うわべだけポジティブな人は、自分自身の本質を隠しているにすぎず、感情を表に出さない分 かえってストレスを溜め込んでしまっている場合もあります。自分の心に正直になることが大切で、マイナスな考えを奥にしまい込むのではなく、表にいったん出してしまいましょう。そうすることで精神バランスの均衡を保つきっかけとなり、ストレスを回避する一つの方法となるのです。

 

他方、マイナス思考が強く、常にネガティブな人は、感情の方向転換が必要です。悩みというのは多くの場合、自我から来るものです。こだわりやわがままがあるから、自分の思い通りに事が進まないと腹立つし、自分の考え通りに相手が動いてくれないと怒りや不満が芽生えます。しかし、自分の価値観と他人の価値観が違うのは当たり前のことです。自分の尺度で物事を測っているから感情に振り回されるのです。冷静に客観的に自分の感情を見つめなおすことが大切で、そうすることでストレスも溜まりにくくなり自己治癒力を高めることができます。

 

このページを最後まで読み終えたあなたは、行動さえ起せば、きっと乾癬が良くなるはずです。
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