最も早く、確実に乾癬を完治させる方法

【乾癬克服ブログ】腸内環境の改善で乾癬を克服した男のブログ

腸内環境を整えた時の最大の見返りは乾癬の寛解!あなたは数ヶ月に及ぶ地道な努力を継続できますか?


自律神経は交感神経と副交感神経から成り立っています。ちなみに、心身ともに健康な状態では交感神経と副交感神経がほぼ50:50の割合でバランスを保っており、これが自律神経の理想のバランスです。

 

一方、交感神経が優位に立つと自律神経のバランスが乱れ、身体を壊す要因になります。乾癬患者の場合、その症状からくる不安感や恐怖、痒みによる不眠などの影響で、交感神経が圧倒的優位に立っていることが知られています。

 

どんなに丈夫な外見をしていたところで、自律神経のバランスの乱れは確実に体調不良を引き起こします。それを防ぐためには、自律神経バランスを乱す要因、副交感神経を優位する方法を知ることです。また、正常な免疫機能を発揮するためには腸内環境の改善もおろそかにしてはいけません。

 

乾癬を治す場合、自律神経バランスの正常化と腸内環境の改善は常にセットで考えなければなりません。多くの乾癬患者は自覚症状(皮膚の炎症や痒み)のみに着目し、医者の指示に従ってステロイド軟膏を塗るわけですが、あなたの腸の状況は皮膚に現れた炎症よりももっとひどい状況であることを忘れてはいけません。

 

乾癬は体の内側からやってくる病気です。体の内側を改善しない限り、体の外側(=皮膚)に薬を塗るだけでは乾癬を根本から治すことは何十年かかっても不可能です。

 

睡眠不足が自律神経のバランスを乱す

自律神経のバランスが乱れると病気になるのは、免疫機能が悪化してしまうのが原因です。実際に病気で病院を訪れた人達は、自律神経のバランスの乱れがきっかけである可能性が高いのです。そして、医師によると病院を訪れる患者さん達にはある共通点があり、それは睡眠不足であることです。

 

と言うことは、睡眠不足が自律神経のバランスを乱す一つの要因であると言えるのです。また、睡眠不足は国民的症状でもあり、日本人全体の7割が睡眠不足を自覚していると言われています。朝、目が覚めて夜眠くなる、これが本来の睡眠のリズムです。

 

睡眠不足を放置することでそのリズムが崩れ、本来、副交感神経が優位になる睡眠中の時間帯においても、交感神経が優位になってしまうのです。こうして、副交感神経が優位になる機会が減るとリンパ球にも影響し、免疫機能が悪化してしまうのです。

 

ちなみに、睡眠の研究機関が行ったデータでは、「1日の平均睡眠時間が6時間未満の人は交感神経が優位になって免疫機能が悪化した」と報告しています。このため、一日の睡眠時間が6時間未満であることが睡眠不足の基準になってきます。

 

乾癬患者の場合、痒みが原因で睡眠不足になるケースが非常に多いです。睡眠時の痒みを抑える方法として、夕食の摂り方、入浴方法に気をつけてもらいたいです。

 

まず、夕食には白米や精白小麦粉は絶対に避けるべきです。特に餅は最悪です。夕食に精白された穀物を摂ると、数時間後(つまりは就寝時間あたり)に痒みに襲われます。また、よく噛んでゆっくり食べて腸に消化の負担をかけないようにしてください。

 

入浴はぬるめのお湯で肌をこすらず手のひらで優しく洗うことを心がけてください。一部の患者さんは熱いお湯につかって一気に汗をかくのが良いと思っておられるようですが、湯船に浸かっている段階ですでに死ぬほど痒くなるはずです。熱いお湯は厳禁です。

 

自律神経のバランスを意識する

自律神経の交感神経と副交感神経はシーソーのような関係です。一方が高まる時にはもう一方は抑えられ、両方が同時に高まることはありません。このため、バランスを維持することは難しいと思うかもしれません。

 

しかし、自律神経のバランスをとることを意識さえしていれば、実はそれほど難しくはないのです。と言うのも、自律神経のバランスをとることは免疫機能を正常化させることが目的です。そして、そのためには副交感神経を優位にすることが大切です。

 

また、副交感神経は睡眠などの休息、リラックス、趣味を楽しむなど、自身のケアで優位にすることができます。このため、“副交感神経を優位にする”という意識とその方法さえ分かっていれば、自分の意思だけで副交感神経を優位にすることができるのです。

 

忘れてはいけない腸内環境の改善

自律神経のバランスを整える目的が免疫機能を正常化させることである以上、忘れてはいけないのは腸内環境を整えることです。なぜなら、身体の免疫細胞のおよそ6~7割が腸内に集まっているからです。

 

このため、いくら自律神経のバランスを整えたとしても、免疫細胞が集まる腸の状態が悪ければ、正しい免疫力を発揮できないのです。腸内環境を整えるには、食生活を含めた生活習慣そのものを見直さなければなりません。

 

しかし、自律神経のバランスを整えるために生活習慣を変えるなら、同時に腸内環境を整えることも含めた生活習慣の改善を考えると、より早く免疫機能を正常化させることができるでしょう。自律神経のバランス、腸内環境、これら二つを意識してこそ正常な免疫力を得られるのです。

 

いかがでしたか?
免疫機能を正常化させるなら、自律神経バランスの正常化と腸内環境を整えることの二つを同時に実践しなければなりません。
このうち、自律神経を整えることはあなた自身で意識的に副交感神経を優位にできれば難しくありません。

 

問題なのは腸内環境を整えることで、腸内環境の悪化は目に見えず自覚できない分、強い意志を持たないと改善することはできません。しかも、即効性のある方法はなく、数ヶ月、長ければ1年以上の地道な努力を継続しなければなりません。

 

これには、食生活をはじめとする生活習慣そのものを見直す必要があるのです。ただし、容易ではない分、それができた時の見返りは大きいものになります。免疫機能が正常化されるのはもちろんですが、腸内環境を整えた時の最大の見返りは乾癬の寛解です。乾癬の要因は腸内環境の悪化にあるため、それを改善すれば乾癬を寛解させることができるのです。

 

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